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古村和子流漢方
2つの会と3つの塾
年々増え続けている「糖尿病患者」と「糖尿病予備軍」の事は、 国も対策を検討しながら実際に様々な対応を実行しています。
それに対し、糖尿病対策を報じるマスコミや営利目的の出版物 ・健康食品・食料品は、あまりに短絡的であったり的外れで あるものが多く、憤りを感じます。 

更に、糖尿病になっている人は、軽症者はもとより、重症者(インシュリンを使っている人やインシュリン使用目前の人)に至るまで、合併症の怖さを知らないか知らぬふりをして、「糖尿病対策」を真剣に行っていない人が多く、30年程前から“治療家”として私は心を痛めて来ました。 

そして「カロリーばかりにとらわれる食事療法」は、もっと正しく合理的にとらえる必要性があると思いますし、又、「制限」や「我慢」と「その反動によって不摂生をしてしまう自分を責める」というマイナスの取り組み方が行われているのが実態ですので、それに対して、もっと楽しく積極的に食事療法を行う食生活の工夫の余地があると私は思っています。 
その上、「心と身体を別々にとらえ、更に身体をバラバラにとらえる西洋医学の治療」は、糖尿病とその合併症が出る部位を考えると、あまりに矛盾した問題点や盲点・死角が多い事に気付きます。 

21世紀は、もっとトータルに取り組む為に、日本全国の 各地域に「糖尿病総合病院」を作るべきだと思います。 各科にまたがった総合病院の様に、糖尿病に関する診療 科目を全て揃えた総合病院です。
そこでは、西洋医学の 他に、糖尿病の「漢方的な広範囲のとらえ方・取り組み 方・治し方」を取り入れる事も提案したいと思います。 『漢方の虚実(きょじつ)・陰陽説(いんようせつ)・五行説 (ごぎょうせつ)・気血水学説(きけつすいがくせつ)・正気と邪気 (せいきとじゃき)・ツボ経絡(けいらく)という基礎理論を用いて糖尿病と 合併症を適切にとらえて取り組めば、必ず好結果を得、安心感を感じながらその人の人生を充実させる事が出来る』と確信している私の“考え方”・“取り組み方”をご紹介したいと思いますので、一緒に学んで下さい。