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私達の『心』は、常に揺れて動きます。
「いつも楽しくうれしい気分で過ごせたらいいな」と誰もが願っているのに、どちらかというとつらく苦しい状態でいる時間が長い様です。
良い事があっても、ショックな事が起きたり悲しい出来事に出合って、気持が沈んでしまったりします。中には、自分の気持を上向きに回復する事が出来ず、精神科領域のお薬を飲んでいる人や、そういう人を家族や部下に抱えている人もいます。そして、重症の人は入院・退院を繰返したり、ひきこもり・とじこもり状態になってしまっています。
昔から『健全なる精神は健全なる肉体に宿る』と言われています。
が、西洋医学は精神(心)と肉体(身体)を全く別々に扱い、しかもその肉体も耳鼻科・眼科・皮膚科・肛門科・消化器内科・脳外科……と、全身をバラバラにして別々の医師がそこだけを診るやり方をしています。
漢方はそれとは逆に、精神(心)と肉体(身体)を関連させ、しかもその肉体の内臓・五官・部分の各々をもお互いに関連させてとらえる理論(五行説=ごぎょうせつ)があります。
そしてその精神(心)も、『怒・喜・思・悲・憂・恐・驚の七つの感情を、肉体(身体)と関連させてとらえ』ますので、「心身症」や「抜け毛」「登校・出勤拒否」「うつ症状」「とじこもり」「自身喪失」などの自分自身のことに関する心や、「失恋・別居・離婚」「離別=生別・死別」・ケンカ・仲間はずれなど、対人関係から発生するマイナスの心、更には、悲しみ・怒り・思い悩みなど、『あらゆるマイナスの心の状態の原因や仕組み』を漢方的にとらえて、『プラスに転換する方法』を手に入れる事が出来ます。
このシリーズでは、漢方の理論だけでなく、心理学的な心のとらえ方も、自分とのつき合い方も、人間関係の漢方的コツもご紹介しますので、楽しみに学んで下さい。 |
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