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古村和子流漢方
2つの会と3つの塾
私は薬剤師で針灸師です。昭和40年代前半にその両方の資格を取った私には、漢方薬(薬剤師)と針灸(針灸師)をドッキングさせて漢方医療をやる師・先輩はおらず、(免許を持っていても、そういう形でやっている人がいなかった)昭和51年、香港の先生の講義を東京と香港で受けたりしましたが、どうしてもピタリとはドッキング出来ませんでした。

それから25年余。今の私にははっきりと全体像がつかめ、しかも当時予想していたドッキングよりずっと"大がかりに"素晴らしい形でつながっているのです。
漢方医療を行う時、漢方薬と共に針灸の知識・知恵が絶対不可欠である事』。逆に、『針灸を行う人は漢方薬をはじめとする漢方のとらえ方が必要不可欠である事』。つまり『漢方薬と針灸の両方揃わないと、本物の漢方療法は行えない事』を、日々強く強く実感しているのです。

しかし、現在の日本では、医学部でも薬学部でも、漢方そのものが正規の授業として扱われていませんから、たとえ漢方に理解のある学校でも漢方薬の勉強しか行われず、針灸は針灸学校で学ばざるを得ません。
でも、医師は、針灸学校へ行かなくても針灸を行う権利がありますので。何も学ばずに針灸治療を行っています。
更に、現在の日本の針灸学校の授業も針灸師国家試験の科目も、ほとんどが西洋医学であり、針灸学校を卒業して国家資格を持った針灸師が漢方をほとんど知らないのが実態です。これは大問題です。
又、一般の人に対するマスコミを通じての針灸に関する情報も、誤りだらけであったり的はずれであるものが多く、私の正義感・使命感は、それを「許せない!」とさえ思う様になりました。

このシリーズは、プロ・素人の区別なく、誰もが知ってほしいツボ・経絡(けいらく)の事や針灸のやり方やコツ、更には家庭で誰もが実行出来てしかも有効なものを色々お伝えしたいと思います。
更に、日本中の各地及び海外の各国のあちこちに、本物の漢方・本物の針灸を身につけた針灸師を誕生させ、誰もが身近に頼れる針灸師に治してもらえる様になってほしいと思っています。(針灸師への実技の伝授は、臨床針灸塾と海外の人向けのビデオによる指導も計画しています)
まずは全ての人に知ってほしい事をスタートします。