古村和子流漢方
2つの会と3つの塾





「2つの会と3つの塾を通じてお伝えしたい私の想い」
『古村和子流漢方』のページでお伝えしている様に、私は「紀元前5世紀頃に芽生えて医学に応用され続けてきた東洋医学(漢方)を、一人でも多くの人にお伝えしたい」「一刻も早く知って活用してほしい」との熱い想いから、このページでご紹介する様な活動をして参りました。
漢方は、昔の中国の人達の「知恵の結晶」・「体験の積み重ねの集大成」とも言うべき素晴らしいとらえ方・取り組み方です。「漢方」と言うと「漢方薬」と思う人がほとんどですが、これは狭義のとらえ方で、広義のとらえ方(本来のとらえ方)では「漢方薬・針灸・食養・運動・姿勢・呼吸など」のあらゆる方面に対する取り組みを全部を包含したものです。「東洋医学」という言葉もありますが、「医学」という表現では医療という点でピッタリと正しく受け止める事が出来ないので、私は“漢方”という言い方を大切にしています。
但し、出来るだけ多くの人に“漢方”を知っていただく為に、「東洋医学」という名称をつけた会『東洋医学勉強会』もやっています。


ところで今、世界の医療は行き詰まっています。
例えば、@SARS(サーズ)・鳥インフルエンザ・エイズ・抗生物質が効かなくなった肺炎や肺結核・エボラ出血熱・西ナイルウィルスなど、数えたらきりが無い程の数の「感染症」に対して、決め手になる治療法が見つからずにいます。
Aガン患者が年々増え、苦痛を伴う抗がん剤・放射線療法・摘出手術を行ってもなかなか上手く治せず、日本に於いては「死因は3人に1人がガン」と言われる状態になっています。一昔前には「家族の中にガンになった人はいますか?」と、医師は患者本人に内緒で家族に聞いていましたが、現在ではそんな質問は全く無意味になってしまう程、両親の兄弟姉妹も自分の兄弟姉妹も何人もガンになっていたり、職場の同僚やご近所の家族の誰かがガンになっているという事が日常茶飯事になっています。
B少子高齢化社会と言われる問題では、不妊治療が【夫婦間人工授精⇒体外受精⇒顕微受精】と技術が発達しているのに、不妊で苦しむ夫婦の数は(2004年の報道では、10組に1組の夫婦が不妊症で治療を受けていると)増加し続けていますし、高齢者一人が患っている病気の数と服用している薬の数は増える一方です。
世の中が進んでいるのに、医療が対応出来ずに困っているものが増えているのです。
今、WHO(世界保健機関)では、21世紀の医療として、『漢方薬』と『針灸(鍼灸)』に注目しています。
又、アメリカやヨーロッパでは、少し前まで「代替医療」(だいたいいりょう=西洋医学の代わりの医療)の一つと位置づけていた東洋医学を、「西洋医学と東洋医学と色々な民間療法を全て取り入れて『統合医療』とし、患者が本来持っている“治る力”を高めようとするその医療の柱が東洋医学」との位置づけに変えています。しかし残念ながら日本の実態は、その世界の動きや価値判断に応じた変化をしていません。「西洋医学至上主義(?)の大前提の上に立った東洋医学への取り組み」なのです。「東洋医学(漢方薬や針灸)を、『西洋医学の中に組み込める形』に代えて取り入れるだけで、“本来の東洋医学のとらえ方や取り組み方”とは全く異なる『日本独自の西洋医学風の東洋医学・漢方薬の使い方・針灸のやり方』になろうとしている」のです。


そんな日本の実態に対して発せられた苦言のひとつを情報として提供したいと思います。
2003年の1月31日・2月1日の2日間、日本に於いて『第一回統合医療専門家会議』が開催され、それを受けてNHKの「クローズアップ現代」でも取り上げられましたが、その中でアメリカのアリゾナ大学のアンドリュー・ワイル博士が、「欧米では、本人が持っている『治る力』を高める医療をしようと取り組む人が年々急増しているのに、日本では権威主義がそれをはばんでいて欧米の様に普及しない。とても残念だ。」と言う内容のコメントをしていました。
私は、自分の「患者としての体験」と「治療家としての体験」を通じて、この『統合医療』こそが“21世紀の理想的な医療”だと確信しています。今後の医療はそうであったらいいなと思います。それ故、この様な会と塾を始めた事は間違いではなかったと思うのです。
でも、私一人では限界があります。1日24時間で一人の人間が出来る事には限りがありますし、生身の人間ですから無理をするにも限度があります。更に年齢的にも(150歳・200歳までは生きられませんから)限りがあります。
その様な理由から、幸いにも昭和40年(1965年)に『漢方』と出会って40年・治療家になって36年の私の経験からつかんだ『漢方総合療法のノウハウ』がありますので、それをテキスト・資料・新聞・B4パウチ資料などの「目に見える形」にし、カセットテープ・CD・ビデオテープに収録して、説明・解説を「目と耳で理解していただける形」にして提供しようと心に決め、すでに10年以上続けているのです。
西洋医学は日進月歩で、少し前の情報は古くなって使えないものですが、漢方(東洋医学・根底にあるとらえ方は「東洋哲学」です)は人間を「大自然の中の小自然」ととらえ、『宇宙大自然の法則』に従った考え方・とらえ方・取り組み方をするものなので、何年経っても・何十年経っても・何百年経っても・何千年経っても変わりませんから、古いものも全て使えます。
但し、2つだけ『現代人の為の漢方医療に於いて、工夫を必要とするもの』があります。
1つは、ビニールハウス・冷蔵庫・冷凍庫・クーラー・シャワーなどの普及による『冷え』とそれによる“腎虚”が原因の病気・症状。
もう1つは、夜型・深夜型・24時間営業などの為の『誤った生活時間』が原因の“腎虚”による病気・症状です。
私はこの点を重視して、『“温故知新”の漢方医療』を提案したいのです。


紀元前5世紀に芽生えた『陰陽五行説』に“温故”(古きをたずねる)をし、現代人の『冷え』や『腎虚』によるアトピー・喘息・花粉症などのアレルギー性の病気、抜け毛、不妊症、子宮筋腫、子宮内膜症、うつ病、引きこもり、免疫力低下によるガン・感染症などの様々な『現代病』を“知新”(新しきを知る)して治す“温故知新”の漢方医療です。
何事も、“原点”に戻って見るとよくわかりますので、漢方(東洋医学)の基礎理論、特に紀元前からの『虚実』『陰陽説』『五行説』『ツボ・経絡・流注』を中心に、後に確立された『気血水学説』も含めての「5つの基礎理論」と、それらを全部知った上での、とっても便利な『正気と邪気』のとらえ方を“原点”(土台)として学ぶ事を提案しているのです。
丁度、数学を身につけるのに、【算数の足し算・引き算→九九を覚える→掛け算・割り算→加減乗除混合の問題→方程式→微分・積分…】という順序で勉強する様に、これらの基礎理論をマスターした上で、「病気の治療法」や「日常生活への応用・活用」「人生や仕事への応用・活用」として実践で出来る様になってほしいのです。
逆に、これらの基礎理論をマスターせずに知識を持たずに、医療現場で「漢方薬」を投与したり・されたり、「針灸(鍼灸)」をしたり・されたりしたら、お互いに不幸です。
そう考えて、資格の有無に各々対応出来る“会”と“塾”を行っているのです。
誰もが「自分の健康と幸福」をつくり、誰もが「周囲の人々の健康と幸福」をつくる取り組みをしたら、皆が健康で幸福で平和な毎日を過ごせると思うのです。
こんな私の想いに賛同してくださる方、どうぞ一緒に勉強してください。そして一緒に、自分と周囲の人々の人生を漢方(東洋医学)の知識で素晴らしいものにしましょう!
ご参加をお待ちしています。
そして、すでにご参加下さっている方に心から感謝し、今後とも継続して下さる様にお願い致します。