規制緩和によって、以前にも増して「ステロイド剤」が私達の生活に入り込み、知らない間にステロイド剤を「使用していた」「使わされていた」という事態が起きています。
これは非常に怖い事・恐ろしい事で、その実態と危険性の内容を誰もがきちんと知らなければ、後々悲しんだり悔やんだりする事になりかねません。

勿論、「命にかかわる緊急事態」の時は、『緊急避難的に使用する事』は大切で、とってもありがたい医薬品と言えますが、そうではない時は慎重にも慎重に使用しないと大変な事態になりかねません。

私のお店三健堂に来店した、「ステロイド剤を使用していた人」の、『あまりに悲惨な状態』をいっぱい見ていると、「ステロイド剤がいかに身体を傷めつけてしまうか」を知ってショックを受け、“ステロイド剤の被害者”とも言える人達を、本当にお気の毒だと思います。

でも、私の『漢方総合療法』できれいに治った人が大勢いますので、今苦しんでいる人は一日も早く『脱ステロイド作戦』をスタートして欲しいと思います。

尚、2009年6月から改正薬事法によって、「以前は『要指示薬』と言って、医師の処方箋が無ければ販売出来なかった『ステロイド剤が入っている薬』が、規制緩和によって、薬局薬店で、薬剤師だけでなく「登録販売者」の資格(薬剤師ではない)の人も販売出来る様になります。」しかも商品には『ステロイド剤』とは書いてなく、医薬品名(一般名)しか書いていない為に、ステロイド剤だとは知らずに使用する危険性もあります。

又、皮膚につける「外用薬」としてのステロイド剤だけでなく、喘息に使用する「点滴」「飲み薬」「吸入」のステロイド剤も・花粉症の人が使う「点鼻薬」「目薬」のステロイド剤も、その時は症状が治まってもやがて色々な困った症状で苦しむ事になるので、そんな『知っていないと怖い』と思われる色々な情報もご紹介していきたいと思っています。

更には、「ステロイド剤を外用として使用した時の『吸収の強さ』(吸収率)が、身体の部位によって差がある」事もあまり知られていません。これは「強いステロイド剤は『顔』にはつけてはいけない」という根拠にもなっていると思われるのに、それを知らずに顔につけさせている医師や薬剤師がいます。今後はそれらの医療者に加えて「登録販売者」も「ステロイド療法」に参加して来ますので、私は心の底から心配しています。

ですから、とにかく知って下さい。

尚、「ステロイド剤ごとの強さ」と「吸収率」については、ここへリンクしてお調べ下さい。

又、私のこのHPの「病気の治し方」のページにある「ステロイド剤の被害」の所もお読み下さい。
はじめにをお読み下さい
No.10 漢方流でとらえる「ステロイドの功罪」 ▲好謄蹈ぅ漂泙箸蓮覆修裡機
ステロイド剤を継続して使用していると、様々な弊害が発生します。
これを「漢方医学の目」で見ると、『腎虚』(じんきょ)という問題に行き着きます。
つまり、『ステロイド剤』と『腎虚』は、切り離せない問題なのです。
「喘息」で長年「ステロイド剤を服用」している人に、『腎臓病』や『腎機能の低下』という状態が発生すると言います。これは、「喘息の治療薬」として「ステロイド剤を内服・点滴・吸入などの方法で体内に入れ続けている」うちに、『自分の副腎で自力で副腎皮質ホルモンを製造・分泌する能力が低下してしまう』という状態を引き起こし、副腎だけでなく「腎臓の機能低下」にもなる為なのです。(これを『腎虚』ととらえます。)
人間の身体は、ホルモンも・消化酵素も・筋力も・記憶力も・・・全てが「人頼み」「他力本願」になると「自力」は低下してしまいます。
「ステロイド剤」は「合成副腎皮質ホルモン剤」ですから、「合成のものを外から体内に補充する」と、「自力で作る自前の副腎皮質ホルモンの量が減り」ます。そして、外から補充すればする程自分で作る力が益々低下し、「自力製造・分泌量」も減り、益々「沢山のステロイド剤を必要とする身体になってしまう」のです。
その悪循環の為に、具体的な現象として「腎臓病」や「腎機能低下」になってしまうのです。
「呼吸器内科の病気」である「喘息」が、その治療の為に「泌尿器内科の病気」を引き起こしてしまうのです。
「アトピー性皮膚炎などの皮膚病」で「外用のステロイド剤」をつけ続けているうちに、『呼吸困難』や『喘息の発作』が起きる人もいます。
「皮膚科の病気」である「アトピーや他の皮膚病」が、その治療の為に使った「外用のステロイド剤」によって、「呼吸器内科の病気」である「喘息」を引き起こしてしまうのです。
これらの不都合(?)・弊害・副作用(?)は、西洋医学の「診療科」という分け方で見ると、「呼吸器内科」「泌尿器内科」「皮膚科」という別々のお医者さんの専門分野になります。昔は「シーソー現象」と言って、「皮膚病を押さえ込むと喘息が出てくる」「喘息を抑えれば皮膚病が出てくる」と言われていました。今は一人で一度に「アトピーなどの皮膚病」と「喘息」と「花粉症」で困っていえる人がいます。「3大アレルギーのフルコース(!?)」です。上記の診療科に「耳鼻咽喉科」が加わってしまっています。
漢方医学の基礎理論で見ると、これらの症状は全部『五行説』(ごぎょうせつ)の『金(こん)のグループ』に出ており、これらを治そうとして使用する「ステロイド剤=合成副腎皮質ホルモン剤」は『腎=水(すい)のグループ』に所属し、弊害として出現する病気・症状は『腎=水(すい)のグループ』の機能低下、つまり『腎虚』によるものなのです。
西洋医学の目で見るとバラバラのものが、漢方医学の目で見ると、「身体の中で起きるべくして起きている状態だ」とわかりますし、『ステロイド剤』と『腎虚』は、切り離せない問題だとわかります。
No.9 <09>漢方流でとらえる「ステロイドの功罪」  ▲好謄蹈ぅ漂泙箸蓮覆修裡粥
ステロイド剤は、以前は医師の処方箋が無ければ販売出来ない薬でしたが、規制緩和の為に薬局で売っている薬の中にかなり広範囲に使用される様になりました。
前々回・前回ご紹介した花粉症に使う目薬や点鼻薬・うがい薬・おむつかぶれの薬の他に、ある「クリーム」はステロイド剤入りの物と入っていない物があって、一般の人にはわからず、ステロイド剤入りだと知らずに使用していたり、痔に使う「座薬」の一部にも入っていたりしますので要注意です。
「ステロイド剤が色々な薬に入っている」という問題だけでなく、(その3)でお伝えした様に、『身体の場所によって吸収率が違う事』も重要な問題です。
吸収率は、皮膚なら二の腕の内側を「1」とすると頬やあごは「13倍」・ひたいは「6倍」・頭皮は「3、5倍」です。これでも「知らないと怖い」のですが、粘膜は42倍・目や鼻や肛門の中はその2倍の84倍です。エーッ!でしょ?
この吸収率は、ステロイド剤だけの問題ではなく、化学物質の吸収による危険性にも通じる問題です。
例えば生理用のナプキンやタンポンに使用されている化学薬品。ナプキンなら粘膜だから42倍・タンポンは膣の中だから84倍の吸収率。紙おむつも粘膜だから42倍。これって本当に怖いですよね。
もっと周りを見回すと最近流行している人工的な香りの吸収率の問題が!
トイレの消臭剤・玄関や居間の消臭剤・特にスプレー式の消臭剤は空気に沢山拡散するので鼻の中に入り易く、洗濯用の洗剤や入浴剤なども最近は男女共に強い香りが好まれているとの事ですが、これも「鼻→肺=粘膜から」だから42倍・84倍の吸収率。怖い!
No.8 <08>「花粉症」と「ステロイド剤」
ステロイド剤は、前回説明した様に「消炎剤」です。
そして花粉症に使う目薬や点鼻薬にも入っています。
★花粉症の症状の「鼻水」「鼻づまり」や「目のかゆみ」「目の充血」などに対し、どうしてステロイド剤が使用されるかというと、「炎症を起こしている時は血管が拡張しているので、その血管を収縮させて炎症をさます」という目的なのです。
★だから、目薬や点鼻薬を使用すると、速やかに症状が軽くなったり消えたりするので、とても楽ですし便利です。
★でも、もともとはステロイド剤ですから、この様な「功」と同時に「罪」もあります。
そして、前回も書きましたが、表示に「ステロイド剤」と書かれていれば素人にもすぐにわかるのですが、ほとんどの場合「医薬品名」が書かれている為に、それがステロイド剤であるかどうかがわかりにくいので、「軽くなるから」とか「効くから」といって、知らないでステロイド剤入りのものを使用している可能性もあります。
★花粉症の人で、何年間も季節になるとステロイド剤を使用していた人は、その副作用を実感しながらも、辛さに耐えかねてやはりステロイド剤入りのものに頼ってしまうと言います。
★私が考えて提唱する花粉症に関する情報を、『腎虚』のページに4つ「<15>花粉症〆本原因は『腎虚』」・「<16>花粉症花粉症の体質改善は可能」・「<17>花粉症2嵎款匹蓮悒▲譽襯ー性鼻炎』の一つ」・「<18>花粉症ずGは『症状に合わせた漢方薬』の活用を!」と、『知らなきゃ損』のページに一つ「<12>花粉症と『免疫』ということ」を載せていますので、ご覧になり、ご自分の今後の花粉症との付き合い方をお考えになっていただきたいと思います。
No.7 <07>漢方流でとらえる「ステロイドの功罪」 ▲好謄蹈ぅ漂泙箸蓮覆修裡魁
ステロイド剤は、副腎皮質ホルモンの自力製造分泌能力が低下して、必要量が自前で作れない為に不足していて、西洋医学では「不足を補充する為に合成のものを使う」と前回説明しましたが、ステロイド剤は「消炎剤」なので、思いがけない薬にも配合されている事があります。
花粉症に使う目薬や点鼻薬にも・虫刺されの薬の一部・うがい薬・おむつかぶれの薬などにも入っています。
でも表示に「ステロイド剤」と書かれていれば素人にもすぐにわかるのですが、ほとんどの場合「医薬品名」が書かれているので、それがステロイド剤であるかどうかがわかりにくいのが実態です。
更に、一般に知られていない怖い問題があります。
私達はステロイド剤の「強い」とか「弱い」とかの表現は知っていますが、『身体の場所によって吸収率が違う』という問題は知られていません。
私も長女も薬剤師ですが、つい数年前まで知らなかった怖い事実があります。(詳しくは後にご紹介しますが)腕の内側を<1>とするなら、顔は<13倍>・粘膜は<42倍>。
だから、花粉症にステロイド剤が入っている目薬や点鼻薬を使うのは大問題なのです。
No.6 <06>漢方流でとらえる「ステロイドの功罪」 ▲好謄蹈ぅ漂泙箸蓮覆修裡押
前回ご紹介した様に、ステロイド剤とは「腎臓の上に乗っかっている『副腎』の『皮の部分から分泌されるホルモン』を人工的に合成した医薬品」ですが、何故合成したものを使用(投与)するのでしょうか? 
それは、その人の副腎が「自分の力で副腎皮質ホルモンを作る力が低下していて必要量を製造・分泌出来ないから」なのです。
西洋医学では「不足すれば外から補充するやり方」をしますから、合成したものをつけたり飲んだりするのです。
でも、人間の身体というのはステロイド剤だけでなく、消化酵素・女性ホルモン・糖尿病に関係するインシュリンなども、「体外から補充する」と「自分の身体で作る量が減り」、『繰り返し外から補充し続ける』と『やがて自力製造分泌能力がものすごく低下してしまい』、大変な事態になります。

ステロイド剤は『リバウンド現象』と言って、「外から補充」して「症状が治まると中止する」と、「再び症状が出現するが、以前よりひどい状態になる」という残念な流れがあり、その都度「使用量が増える」か「強いもの・濃いものを使用」という事になり、大変な事態が待ち受けているのです。
No.5 <05> 暖まるとかゆい「暖冷ジンマ疹」
気温が下がって寒くなってくると、「暖まるとかゆい」という症状で困っている方のご相談が増えます。特に今年の夏はいつまでも暑かった上に、節電の心がけの一つとしてクーラーを我慢して冷たい飲食物で涼しくする工夫をしていた人が多いので、「今年初めてなった人」と「今までより重症になったという人」が目立ちます。
勿論、こんな時は病院へ行きますね。診療科は「皮膚科」ですね。
そこで出されるお薬のほとんどが「ステロイド剤」です。
でも、残念ながら、この病気は、ステロイド剤で解決するものではありません。何故なら、下記でご紹介する様に、「症状の原因」と「かゆいという症状が出る仕組み」が、「炎症をさます薬(消炎剤)であるステロイド剤」で解決出来ないからです。
暖まるとかゆい「暖冷ジンマ疹」は、「アレルギー性疾患」です。
このアレルギーの原因(普通は「アレルゲン」と言いますが)は、『温度差』です。つまり、普通のアレルギーの原因の花粉・ホコリ・カビ・ダニ・食べ物などと言った目に見えるアレルゲンとは全く異次元の、「目に見えない温度差」なのです。
暖まるとかゆい「暖冷ジンマ疹」の仕組みは以下の様なものです。
様々な原因で身体が冷えていると、血管が収縮し、血行が悪くなっています。その身体が暖まると血管が拡張して血行が良くなります。
普通の人は、この状態になっても何も感じませんが、『温度差』で身体が反応してしまうアレルギーの人は、この「血行不良」→「血行が良くなって血液が良く流れる」という事が刺激になって、この血流の変化に対し、敏感に反応してしまうのです。
その時に出る症状が「かゆみ」なのです。
この暖まるとかゆい「暖冷ジンマ疹」という病気は、「身体が冷えている事」が原因ですから、本来は「しっかり温めなければならない」ものです。でも、「暖まるとかゆい」ので、「暖まりたくない」のです。むしろ「かゆみを抑える為に身体を冷やしてしまう人」さえいます。
(真冬なのに、夜寝ているとかゆいからと、ベランダに出て涼んでかゆみをなくすなど、ビックリする様な対策を行っているケースが色々あります。)これは、「この病気の仕組みを知らないための自衛策」とも言えるのですが、残念ながら逆効果。自分で自分の症状をひどいものにしてしまっているのです。
こういう仕組みの病気ですから、ステロイド剤では解決しないのです。
むしろ、ステロイド剤のリバウンドでどんどんひどくなって、漢方相談にお見えになる方が沢山います。
漢方医療のやり方は、「原因」がわかっていますから、その原因を解決する方法が中心です。
私は、「身体を冷やしてしまっている衣食住などの日常生活の漢方医学的工夫」を伝授しながら、『徹底的に身体を温める総合療法』をします。
漢方薬(内服)も『原因解決のもの』と『症状・状態の変化によって使い分けるもの』を選びますし、外用の漢方薬も、状態によって使い分けます。
勿論、寒い季節だけでなく、クーラーを使用する季節でも困っている人は多いです。
この病気の原因・仕組みを知って、しっかり取り組む事をお勧めします。
No.4 <4>脂漏性湿疹(その1)
頭皮全体に強い痒み・赤味があり、表面がかさぶた状にガサガサしている65歳の男性が来店されました。まだ顔にはリバウンド現象が出ていない段階の方でした。
病名は皮膚科の医師から「脂漏性湿疹」と言われ、長期間ステロイド剤を使用していたとの事。
「最初は良くなってステロイド剤を中止する事もあったが、間もなく『以前よりひどくなる』→『再びステロイド剤をつける』を繰り返しているうちに、どんどん悪くなって、不安になってしまった」と、漢方相談に来た理由を話してくれました。
これは『リバウンド現象』と言って、大変な事なのです。規制緩和や厚生労働省のガイドラインでステロイド剤が多用される様になり、『リバウンド現象』で悲惨な姿になって苦しむ人が急増しています。
この方には、それらの仕組みと原因と、それに沿った治療法を説明し、漢方薬と『ステロイド剤で機能が低下した“腎の力”を回復する方法』を併用してもらいました。
又、外からの働きかけも重要ですので、内容がお肌に理想的なシャンプー・リンスに代えてもらい、毎日シャンプーをしてもらいました。清潔にする事が何より大切ですから。
更に「殺菌効果のあるオゾンを当てる施術」も行いました。
一般に、皮膚に何かをつけると早く治ると思われていますが、『脂漏性湿疹は、頭皮には何もつけない方が良い』のです。その事の説明もしました。
『漢方は排泄の医学』ですので、改善する時には今までの悪い物が排泄されますから、「一旦パーッと症状が出」ます。この方にもその事をきちんと説明しました。
そしてその方もその辛い思いをしましたが、その様な時の「乗り越えるコツ」も説明していましたのでそれを実行し、乗り越えてくれました。
No.3  <3>ステロイド剤の被害者は、「灸頭針であたたまると調子が良い」と言い、脱ステロイドが早まります。
三健堂に通ってきている「ステロイド剤のリバウンドで苦しんでいる人」が「お灸であたたまると調子がいいんです」と実感を言葉にした事をきっかけに、スタッフ皆と情報交換をしました。何人もの人が同じ感想を口にしている事がわかりました。
一般的には「ステロイド剤のリバウンドや副作用に、何故針灸なの?」と疑問に思われる人がほとんどですが、ここには漢方理論=東洋医学理論がきちんとあります。
「針灸治療室 三健堂」のページにも書きましたが、私の考えをここにも書きました。理由(理論展開)は2種類あります。
ステロイド剤を使用している人は、とにかく冷えています。ものすごく寒がります。これが漢方医学=東洋医学で言う“腎虚”の大きな特徴なのです。「腎虚」のページにも書きますが、「針灸治療室 三健堂」のページに書いたものに更に詳しい説明を加えると、この「冷える」事から 愎婬』・◆愴乕罎老譴養う』の2つのコースの説明はこうなります。
 嵜搬里冷える」→「冷えに弱い腎のグループの機能低下である“腎虚”になる」→「副腎の皮質(皮の部分)から分泌される副腎皮質ホルモンの自力製造分泌能力が低下する」→「そこへ体外から合成副腎皮質ホルモンであるステロイド剤が投与されると益々副腎皮質ホルモンの自力製造分泌能力が低下する」→「さらに強いステロイド剤を使用したり量が増えたりするので“腎虚”が重症化する」→「腰に灸頭針を沢山して腰をあたためる」→「腰の中の腎臓・副腎もあたたまる」→「冷えに弱い腎臓・副腎が元気を回復する」→「その分、副腎皮質ホルモンの自力製造分泌能力が高まる」→「お肌の調子が上向く」→「調子が良いと実感する」
◆嵜搬里冷える」→「血管が収縮する」→「血行が悪くなり、血流量が減る」→「皮膚に届く血液の量が減る」→「漢方理論の『皮膚は血が養う』という事から、皮膚への血液が減った分、皮膚が栄養不足になり、皮膚のコンディションが悪くなる」→「皮膚トラブルが回復しないか悪化する」→「腰に灸頭針を沢山して腰をあたためる」→「全身があたたまる」→「血管が拡張する」→「血流量が増える」→「皮膚への血液が増えた分、皮膚に栄養が補給され、皮膚のコンディションが良くなる」→「調子が良いと実感する」
この´△了伝箸澆如◆屬灸(特に灸頭針)で十分にあたためる事」が「ステロイド剤のリバウンドで苦しんでいる人」が「お灸であたたまると調子がいいんです」と実感を言葉にする理由だと思います。
ちなみに『灸頭針』とは、もぐさを直接皮膚の上に乗せるのではなく、「身体に刺入した針の柄の部分に丸めたもぐさを串団子の様につけ、火をつけて温めるお灸法」です。「皮膚から3cm程離れているのでポカポカ温かいだけ」で、「熱いとか跡がつくとかやけどをするなどの怖い事や嫌な事」はありません。
しかも、広い範囲を一度に温める事が可能ですので、私は愛用・多用しています。

No.2 <2>漢方流でとらえる「ステロイドの功罪」
近年、「ステロイド剤」というものに関しての知識や情報は多くなっていますが、ご来店されるステロイド剤を使った経験がある人々のお話をお聞きすると、正しいものより間違ったものが多い様に感じます。
ステロイド剤は、『本当に重大な事態には必要不可欠の医薬品』ですが、使い方を間違えたり・過信したり・悪いとわかっているのに使用したり……と、マイナスの面も多い薬です。顔にはつけない様に…と言われているものなのに顔につける様に指示されていたり、中には自己判断で化粧の下地クリーム代りに毎日つけている人もいました。又、初めてつける人なのに最も強いステロイド剤が出されている人もいました。
今回からシリーズで、ステロイド剤について色々な角度からの情報を提供しようと思います。
皆さんの中にも、ご自身・ご家族・友人・同級生・会社の同僚やサークルの仲間・ご近所の方など、ステロイド剤のリバウンドや副作用・後遺症で困っている人が沢山おられると思いますので、正しい知識を持って周囲の人にも教えてあげていただきたいと思います。
(1)そもそも「ステロイド剤」って何なのか。
『合成副腎皮質ホルモン剤』の事です。
つまり「腎臓の上に乗っかっている“副腎”の
(2)『皮』の部分から分泌されるホルモンを人工的に合成した医薬品」なのです。
何で「合成品」を使うのか? という事も含め、一つひとつきちんと知って下さい。
No.1 <1>「再スタートしました。」
『脱ステロイド』のページには、具体的な体験例を含めて「知っておいた方が良い情報」を載せてきましたが、これからは別の角度からの様々な情報及び、『ステロイド剤』についてのごくごく基本的な事や漢方医学(東洋医学)の理論でどうとらえるか…などについて、少しづつご紹介していきます。
特に 峩杁淅鯑馘な使用」や、◆嵬燭隆躙韻魎兇犬觧」には、『合成副腎皮質ホルモン剤=ステロイド剤』は貴重な医薬品ですから、上手に使用すべきものなのですが、現在、規制緩和によって驚く程広範囲に使用されているステロイド剤は、もし´以外の時に使用しているとしたら、それはその患者さんの今後の人生に於いて、『リバウンド』という問題と一生涯付き合わざるを得ない事態になりかねない事は、今まで私が36年間相談を受けて来た大勢の人達の実態から痛感していますので、慎重にしてほしいと願っています。
先ずは、1つ1つ知ってほしいと思います。特に、一般的にあまり知られていない『漢方医学・東洋医学の目』で見たりとらえたりする「ステロイド剤の弊害」と「リバウンドの仕組み」を知ってほしいと思います。
尚、一般の人向けの『右脳漢方勉強塾』(右漢塾)の「総論」と「アレルギーと漢方」「ステロイド剤と漢方」「アトピー・皮膚病と漢方」「腎虚」の各論を学んでもらえば、もっと詳しい知識を持てますし、プロの方には『ネットワーク臨床漢方塾』(漢方塾)と『温故知新漢方塾』(温知塾)できめ細かく・全方向から学んでいただくと、ステロイド剤のリバウンドで苦しんでいる人やステロイド剤に対して不安を抱いている人に、わかり易く・きめ細かく・具体的なアドバイスが出来る様になると思いますので、興味のある方は是非、お問い合わせ下さい。