喘息

はじめに
最近、「喘息には、発作が起きない様に『ステロイド剤の吸入』をする方法が良い」という情報を多く目にし・耳にする様になりました。が。これは「喘息は治らないもの」という前提での取り組み方です。「治らないのだから、発作が起きてから強いステロイド剤を使うより、あらかじめ弱いステロイド剤の吸入をして発作が起きない様に押さえ続ける方法」なのです。いくら「弱い」といってもステロイド剤は身体を傷める有害なものです。テレビの番組では、「6年間、毎日吸入して、発作が起きない患者」と主治医が登場し、双方が「とてもありがたい治療法だ」と話していました。
でもこれは、とんでもない間違った情報で、私の臨床体験では、古村和子流の『漢方総合療法』で喘息はアッという間に治ってしまい、有害なステロイド剤とも縁が切れるのです。この事は多くの人にしっかり知らせたい・知ってほしいです。
そこで漢方医学の中の『古村和子流の喘息の漢方総合療法』のポイントをご紹介しますので、「治りたい人」・「治療家として治してあげたい人」は、詳細をお問合せ下さい。


【喘息の原因と解決法】(古村和子流)

<漢方的原因>

  • アレルギー(腎虚・水毒・陰虚証の状態)……(腎虚については「腎虚」のページ 参照)
  • 水毒…体内に余分な水分がたまり、粘膜の抵抗力が低下している状態
  • 瘀血…更年期から起きる人など
  • 冷え(陰虚証)
  • 冷えのぼせ(上熱下冷)
  • ストレス(気滞)…ショックな事が原因で起こる
  • コリ(肩・首・肩甲骨の内側・腰のコリ)


<喘息を重症化させてしまう「根本原因」>

  • 衣食住による冷え(薄着・冷たい飲食物・クーラー・シャワー入浴)

  • 水分(水・牛乳・果物・生野菜)の摂り過ぎ

  • スイミングスクール(気温・水温の低い中での水泳)

  • 夜ふかし・寝不足

  • 誤った治療法(ステロイド剤・痰を出す為に水分を摂る方法など)

  • ストレス(不安感・イライラ・ショックなど)

  • コリ(特に肩甲骨の内側と腰のコリ)
  •  


<喘息の解決法>

  • 「根本原因を改善する漢方薬」(柱となる処方)
  • 「咳・痰・呼吸困難の症状に応じた漢方薬」
  • 「腎の力をつける漢方薬」又は「GOOD補腎」
  • 衣・食・住の漢方的工夫(上手にあたためるアイディアと、それの実行)
    • 衣―下半身の保温 ・くつ下 ・腹巻
    • 食―体温より温度が高い(温かい)飲み物と食べ物
    • 住―冷暖房対策 ・上手な入浴法
  • 誤った治療法(ステロイド剤・痰を出す為に水分を摂る方法など)をやめる
  • ストレス(不安感・イライラ・ショックなど)対策
  • コリ(特に肩甲骨の内側と腰のコリ)ほぐし


<こんなやり方は誤りです。>

  • 医師がすすめる「ステロイド剤の吸入」も漢方の目で見ると誤りです。これは「喘息は治らないもの。だからステロイド剤の吸入を毎日やって、予防して発作を起こさない様にするのが一番良い方法」という西洋医学の立場のやり方です。
    「治らないもの」という事を前提とした取り組み方なんです。
    これってないですよね。
    今までお伝えした様に、「漢方なら喘息は速やかに治るもの」ですから、『治る』という前提で取り組んで治しちゃいませんか。
    そして、「ステロイド剤は、『腎虚の重症化』と『ステロイド剤の“リバウンド”といったマイナスだけ』である事」に気付いて欲しいです。


<今までの喘息対策をチェック>

あなたの「日々の喘息対策」は、まちがっていませんか? 今までに、良いと思ってやってきた方法をチェックしてみましょう。

  • 痰を切る為に水を沢山飲む。
  • 果物・生野菜でビタミンCを摂り、牛乳はカルシウムが多いから出来るだけ飲む。
  • 厚着をしてはいけないから薄着でいる。又は出来るだけ厚着をして気をつけてる。
  • 「全身運動の水泳が良い」ので、1年中スイミングスクールに行く。
  • 入浴は半身浴にし、肩までお湯につかる事はしない。 など。これらは全部誤りです。
  • “スイミング”も要注意! 昔から「喘息の人には、全身運動である『水泳』はとても良い」と言われていますが、これは屋外のプールしか無い時代の話であり、室内の温水プールで一年中泳ぐのは「陰陽説」の目で見ると『身体を冷やす方法』なので誤りです。
    一年中泳ぐと、喘息だけでなく、便秘・花粉症・腰痛・膝痛などの「冷え」や「腎虚」によるあらゆる病気・症状を悪化してしまいます。
    「水泳は全身運動だから」と 言うなら、「真夏の、水泳をしても良い気温・水温の日」以外の日には、色々ある「水中以外でやる運動」の中で好きなものを探して行う事をお勧めします。又、肺活量をUPしたいなら歌・ハーモニカ・笛・クラリネット・フルートなども効果があると思います。


<早く治したり、苦痛を軽減する方法>

  • 咳込んだときの工夫
  • 発作で呼吸が苦しい時の「肩甲骨の内側のコリ」のほぐし方
  • 予防の為の(自宅で出来る)熱くなく・跡がつかずに誰でも出来る知熱灸(ちねつきゅう)のやり方
  • 古村和子流「脱ステロイド作戦」の具体的方法
  • アレルギー体質を改善する日常生活の工夫  なども、お教え出来ます。
  • 喘息はアレルギー性疾患の1つです。そして西洋医学と漢方医学では、とらえ方も治し方も全く異なります。
    「アレルギー」のページを見て正しい知識を持っていただくと、早く喘息が治るだけでなく再発せずに済みますし、他のアレルギー性疾患(アトピー性皮膚炎やアレルギー性の皮膚病及び花粉症など)の改善も早まりますので、是非ご覧下さい。
  • 『ステロイド剤』についての「古村和子流の漢方的とらえ方・取り組み方」も知っていただき、一日も早く喘息にサヨナラして、快適な人生にしてほしいと思います。


<私が診た『ステロイド剤の被害』の実態>

<症例@> 咳込むタイプ
ひどく咳込むタイプの喘息で8年間困っていた女性。
ステロイド療法も効かず、夜中も咳込んで眠れないとの事。咳に良い「漢方薬」「腎の力をつけるGOOD補腎」「免疫力をつけ、体力をつけるロイヤルキングケフィア」と衣食住の漢方的工夫で、2日後から楽になり、半年で症状は全て消失しました。それ以降5年以上、発作も咳込みもありません。

<症例A> 呼吸困難タイプ
咳は出ず、吸気困難(吸うのが苦しい)タイプの喘息の男性。
このタイプは「腎虚」と「水毒」が根本原因なので、「ゼーゼー・ヒューヒューに良い漢方薬」と「腎の力をつけるGOOD補腎」と「発作と因果関係がある背中と腰のコリをほぐす針灸治療」を併用。出勤途中に発作で動けなくなっても、来店して鍼灸治療をすると発作が止まるので、治療後そのまま出勤していました。「アレルゲン」が職場の空気中の『細かい繊維』だったにもかかわらず、同じ職場で同じ仕事をしても発作を起こさない身体になり喜ばれました。

<症例B> ストレスタイプ
夫婦ゲンカをすると発作を起こす50代の男性。
「漢方薬」と「針灸治療」の併用、及びケンカに関するアドバイスをすると、間もなく発作が起きなくなりました。


<症例C> ステロイド療法が効かなかったケース@
10数年間、度々救急車で入院していた女性。
針灸と漢方薬で漢方療法をスタートし、衣食住や睡眠のアドバイスをきちんと守ってくれた為に、スタート以降全く発作が起きなくなりました。ご主人も「一体今までの10数年の西洋医学の治療は何だったんだろう」と、漢方の威力にビックリしていました。

<症例D> 発作がすぐに治まったケース@
16年間、ステロイド剤を服用していた女性
漢方薬を飲みながら針灸治療をしていたある日、針灸治療の途中に激しい発作が起きました。すぐに「背中のコリ」を指で押し、少し治まりかけたところでうつ伏せになってもらい、「背中と腰のコリに灸頭針で治療する」と、発作はピタリと止まりました。本人はあまりに早く出た効き目に「ワーッ、ステロイド剤より早く効いたー!」とビックリして喜んでいました。

<症例E> 発作がすぐに治まったケースA
背中の指圧で発作がピタリと止まった小学生
学校薬剤師として小学校へ行っていた時、校長室で打ち合わせをしていると養護の先生が来ました。「5年○組の○○君が喘息の発作を起こしていて、お家に電話をしても誰も出ないので、主治医の先生に連絡して、連れて行ってもいいですか?」と言いました。保険室にいると言うので、校長先生の許可を得て保健室へ行きました。その男の子に「腕を組んで背中を丸めて!」と言って、背中のコリを指圧でほぐしました。すると即、発作(呼吸困難)が止まりました。本人も養護の先生もビックリ! 給食室の検査をして再び保健室へ行くと、「さっきは苦しくてベットで横になれなかったのに、先生にやっていただいたら苦しくないので寝ていたんです。でも又、苦しくなったんです」と言うので、今度はじっくり説明をしながら押してあげました。するとやはりすぐに楽になって、笑顔が出ました。この時は、養護の先生の他に、最初の効き目を耳にした校長先生・学年主任の先生・担任の先生も見に来て、その即効性にビックリしながら、安心していました。ご家族に連絡がとれたら主治医の先生に診てもらうようにと話し、見学していた先生方に『場所と指圧のコツ』『衣食住の注意点』を説明して帰ってきました。

  • 長年続いた喘息の苦しみは、漢方なら簡単に治ります。
    ひどい時は救急車で病院へ行き、ステロイド剤の点滴をしたりステロイド剤の吸入をしたりしていた人が、漢方薬と針灸でアッという間に治っている人は数えきれない程います。
  • 「発作中の人の背中のコリを押すと、その場で発作が止まる」という事や、「呼吸困難や咳を伴う発作を起こしている人に針灸治療を行うと、その場で楽になる。」「漢方薬と針灸の併用でその後に一度も発作が出ない身体になる」という事を、私は沢山体験しています。
  • 一般的に行なわれている「ステロイド剤による治療法」も、「ステロイド剤の吸入による発作予防法」も、「痰を切る為に水を飲む事」も、実際問題としてきちんと観察・状況分析をすると、全て『喘息に悪影響を及ぼし、完治を妨害している』と言えます。
  • この様な事実を一刻も早く世の中の喘息で苦しむ人に知らせ、「発作の苦しみ・日常生活への影響・ステロイド剤の被害などのマイナス」を取り除いてあげたいと思います。
(H17.11.8 記)
文:古村和子
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